オンラインで学べるプログラミングスクールは数多くありますが、本ページではTECHCAMP(テックキャンプ)とCodeCamp(コードキャンプ)という2つのプログラミングスクールを、料金や受講スタイル、学習言語、サポート面など様々な角度から比較紹介いたします。
テックキャンプとコードキャンプはそれなりに知名度が高く、オンラインでも学習可能なプログラミングスクールなので、「どっちのスクールを選べば良いかわからない」という方にもわかりやすく、振り下げてご紹介いたします。
まずはテックキャンプとコードキャンプの学習内容や料金、サポート体制、支払い方法などを比較してみます。
テックキャンプとコードキャンプを比較
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![]() |
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---|---|---|
受講形式 | 自習形式 | 自習形式 |
オンライン 学習 |
○ | ○ |
教室での 学習 |
○ | × |
学習可能言語 ・スキル ※1 |
HTML / CSS / JavaScript / Ruby on Rails / SQL / Python / Git / Illustrator / PhotoShop など | HTML / CSS / JavaScript / Ruby / Ruby on Rails / PHP / MySQL / Swift / Java / Javaサーブレット / Python / Bootstrap / WordPress / Illustrator / PhotoShop など |
質問対応 |
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キャリア 支援 |
○(エンジニア・デザイナー転職)
|
○(CodeCampGATE)
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講師 | 現役エンジニアでない場合もあり | 現役エンジニア |
受講料金 ※料金は税抜 |
エンジニア転職(短期集中 10週間):648,000円 プログラミング教養:月額19,800円(初月無料)、入会費が198,000円 |
CodeCampGATE(4ヶ月):448,000円、入学金が30,000円 Webマスターコース(2ヶ月プラン):148,000円、入学金が30,000円 |
支払い方法 | 銀行振込 / クレジットカード | 銀行振込 / クレジットカード |
分割払い | ○(最大24回) 口座振込みでの分割払い |
○(3~36回払い) クレジット会社を利用した分割払い |
返金制度 | あり エンジニア・デザイナー転職:14日間返金保証・転職成功保証 プログラミング教養:7日間返金保証 |
基本なし |
割引制度 ※2 | あり(プログラミング教養)
|
あり
|
無料体験 レッスン |
× (カウンセリングのみ) |
○ |
※1 学習可能なスキル・言語はコースによって異なります。
※2 割引特典が終了していたり、内容が変更されている場合があります。
全体的に比較した場合、どちらのプログラミングスクールも良し悪しがあることがわかります。
つまり、「目標」「予算」「サポートの充実度」「講師の質」「学習したい言語」など、人によって優先する要素によって、どちらのプログラミングスクールを選ぶべきか異なります。
以下では特に重要と感じる要素について深堀りしていきたいと思います。
学習スタイル
テックキャンプとコードキャンプはどちらも自習形式のプログラミングスクールです。講師が講義形式で授業を行うものではありません。
なので、受講者は自主的にプログラミング学習を進めていく形となり、わからない部分はチャットやレッスン中に講師に質問して解決することになります。
この2つのプログラミングスクールで大きく異るのが、「教室で直接質問できるかどうか」です。
コードキャンプは全コースでオンラインのみなので、講師に対面で質問することができません。
一方、テックキャンプは教室の数は限られるものの、オンラインだけでなく教室で講師に直接質問しながらプログラミングの勉強ができます。
オンラインと教室を上手く使い分けることで、効率良く学習できるのもテックキャンプのメリットとなります。
教室へ通える方で教室で直接講師に質問しながら勉強を進めたい方は、やはりテックキャンプがおすすめ。
質問対応
自習形式のプログラミングスクールでは、質問できる時間や回数、手軽さが非常に重要な要素となります。
エラーなく、すんなりと素晴らしいコードが書ければ問題ありませんが、そんな人はまずいません。
まずテックキャンプについてですが、こちらはチャットで質問し放題です。質問回数の制限などはありません。
もちろん、オンラインだけでなく教室でも質問することができるので、わからないことやエラーで先に進めない場合などでも解決しやすくなっています。
時間帯や質問内容によっては回答に時間がかかる場合があるようですが、比較的気軽に質問しやすい環境はあると言えそうです。
一方、コードキャンプはチャットでの質問は受け付けておらず、ビデオ通話でのレッスン中のみ質問することができます。
レッスンはプランによって回数が決められているので、実質的に質問できる時間や回数は限られることになります。
また、レッスンは予約制となるため、やはり気軽に質問することはできないので、エラーなどもある程度自分で解決することが求められる可能性があります。
ただし、未経験からエンジニアとして転職を目指すCodeCampGATE(コードキャンプゲート)では学習プログラムの後半にチャットサポートが付いています。
後ほど詳しくご紹介しますが、コードキャンプの講師は現役のエンジニアとなります。
その現役エンジニアからマンツーマンでサポートしてもらえると考えると、安心感があって良いと思います。
プログラミングは得意分野だと思う人はコードキャンプ、過去に挫折した経験がある人はテックキャンプが向いているかもしれません。
転職サポートの充実度
テックキャンプとコードキャンプには、それぞれ未経験からプロのエンジニアまたはデザイナーとして転職することを目的としたコースが用意されています。
テックキャンプでは「エンジニア転職」「デザイナー転職」、コードキャンプでは「CodeCampGATE(コードキャンプゲート)」がそれにあたります。
どちらもプロのエンジニアに必要なスキルが学べるほか、転職するためのサポートを行っております。
まずテックキャンプでは専属キャリアアドバイザーが対面またはオンラインで、面談やセミナー、マッチングする企業の紹介、面接対策など転職が決まるまでキャリアをマンツーマンでサポートしてくれます。
コードキャンプではオンラインのみですが、こちらも専属キャリアアドバイザーがつき、応募書類の添削や求人の見極め方、企業別の面接対策、推薦状の発行など様々な面で転職支援をしてくれます。
どちらのプログラミングスクールも転職支援は行っていますが、やはり対面でサポートしてもらいたいか、オンラインのみでも問題ないという場合など、人によって選ぶスクールは分かれそうです。
講師
まずテックキャンプは現役エンジニアが講師としてサポートしてくれる場合もありますが、そうでない場合もあるようです。
公式サイトには、講師向けの研修プログラムで徹底的に学習し、一定の技術要件を全て満たし、かつ試験に合格した人だけが現場に出ることができと記載されており、技術力に問題はないとしています。
また、現場には講師歴の長くレベルの高いメンターもいるため、未知のエラーに遭遇しても必ず解決できるとのこと。
一方、コードキャンプ公式サイトの「よくある質問」の中では下記のような記載があります。
CodeCampの講師は、フリーランスエンジニアの方を中心とする現役エンジニアで構成されています。既存スクールのように、教える事のみを仕事としておらず、実際に現役で開発業務を並行して行っている方々ですので、実践的な指導を行えることはもちろん、通常の教科書に書かれていないようなノウハウや実務的な内容も混じえながら、レッスンを実施していきます。
公式サイトの講師紹介ページにも上記画像のように、フリーランスやIT企業の社員として働いている方が講師としてサポートしてくれることが記載されています。
個人的には現役エンジニアが講師としてサポートしてくれるほうが心強いと思いますが、難易度が高いエラーが発生しても経験豊富な講師が解決できるのであれば、やや時間はかかる場合も想定されますが、そこまで問題ないかもしれません。
受講料金
受講料金が高額になることが多いプログラミングスクール選びでは、受講料の金額は気になるところ。
そこでここではテックキャンプとコードキャンプの料金を比較しながら掘り下げてご紹介していきます。
受講する期間によって料金の安さは変わることがあるので、受講する前にしっかり確認しておくと安心です。
より手軽にプログラミングスキルを身につけたい場合の料金比較
例えば手軽にWeb系のプログラミングスキルを学習する場合、テックキャンプでは「プログラミング教養」、コードキャンプでは「Webマスターコース」や「Rubyマスターコース」が近いと思います。
しかし、テックキャンプのプログラミング教養コースは月額制なのに対し、コードキャンプのWebマスターコースなどは基本、払い切りの料金体系となっています。
次に料金を見ていきます。
テックキャンプのプログラミング教養は入会費用が198,000円(税抜)と高額ですが、あとは月額19,800円(税抜)で受講することができます。
3ヶ月間のみ受講するのも良いですし、1年間継続して学ぶことも可能です。
一方、コードキャンプのWebマスターコースやRubyマスターコースは「2ヶ月プラン」「4ヶ月プラン」「6ヶ月プラン」の3つの料金プランから選び、その期間学習する形となります。
料金は2ヶ月プランで148,000円(税抜)、4ヶ月プランが248,000円(税抜)、6ヶ月プランが298,000円(税抜)となります。そのほか、入学金として別途30,000円(税抜)が発生します。
テックキャンプとコードキャンプの料金プランはある程度理解できたと思いますが、次は受講する期間別に必要な金額について比較してみます。
なお、下記料金比較は当サイトが独自に計算した金額となるので、参考までにご覧ください。
また、テックキャンプのプログラミング教養コースは通常、初月無料となっています。
![]() プログラミング教養 |
![]() Webマスターコース |
|
---|---|---|
1ヶ月 | 217,800円 | – |
2ヶ月 | 237,600円 | 178,000円 |
3ヶ月 | 257,400円 | – |
4ヶ月 | 277,200円 | 278,000円 |
5ヶ月 | 297,000円 | – |
6ヶ月 | 316,800円 | 328,000円 |
8ヶ月 | 356,400円 | – |
10ヶ月 | 396,000円 | – |
12ヶ月 | 435,600円 | – |
※ 料金は税抜となります。
2ヶ月など短期間のみ受講する場合、コードキャンプのほうが約6万円ほど安く受講することができます。
なので、2ヶ月くらいの短期間の場合、「できるだけ安い料金で受講したい」という人や料金の安さを重視する人は、コードキャンプを検討したほうが良いと思います。
しかし、4ヶ月間となるとその差はほぼ変わらず、6ヶ月となると逆にコードキャンプのほうが受講料が高くなります。
テックキャンプは質問し放題や教室での学習が可能などコードキャンプにはない魅力も多いので、人によってはテックキャンプのほうがコスパが良いこともあると思います。
短期間でとにかく安く受講したいなら圧倒的にコードキャンプのほうが安くなります。
転職が目的のコースの料金比較
テックキャンプはエンジニア転職・デザイナー転職コース、コードキャンプにはCodeCampGATE(コードキャンプゲート)という、転職向けのコースが用意されています。
実績がない状態で自力で異業種からエンジニアとして転職するのはハードルが高いですが、転職サポートが付いているコースであれば自力で転職するよりも何かと有利になるはずです。
ここでは転職が目的のコースの料金を比較しやすいようにまとめています。
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![]() |
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---|---|---|---|
コース | エンジニア転職 短期集中 |
エンジニア転職 夜間・休日 |
コードキャンプゲート |
受講 方法 |
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対象 年齢 |
30代まで | 20代まで | |
学習 言語 |
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受講 期間 |
10週間 | 6ヶ月間 | 4ヶ月間 |
学習 時間 (目安) |
600時間 | 400時間 | |
転職 支援 |
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受講 料金 |
648,000円 | 848,000円 | 入学金:30,000円 料金:448,000円 |
保証 制度 |
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× |
※ 料金は税抜となります。
テックキャンプは「短期集中スタイル」と「夜間・休日スタイル」があり、受講者の生活スタイルに合わせて受講期間を選ぶことができ、どちらもオンラインはもちろん、教室での学習や質問も可能です。
コードキャンプは4ヶ月間のコースのみで、オンラインのみで学習サポートや転職支援を受ける形となります。
TECHCAMP(テックキャンプ)とCodeCamp(コードキャンプ)について知ろう
転職を目的とした転職保証付きのコースや7日間という超短期間でプログラミングの勉強をするコースなど未経験者でも目的に合わせて色々な勉強方法が選べるTECHCAMP(テックキャンプ)と、HTMLやJavaScript、Swift、Javaなど多彩な言語・フレームワーク、スキルが受け放題のコースも提供するCodeCamp(コードキャンプ)。
コースはもちろん、受講方法や料金、メンターのサポート、就職支援など大きく異る部分も多いです。
そこで、まずはテックキャンプとコードキャンプの特徴についてご紹介していきます。
エンジニア転職にも最適なTECHCAMP(テックキャンプ)
TECHCAMP(テックキャンプ)では未経験からプログラミングを学ぶ「プログラミング教養」と7日間という超短期間でプログラミングを学ぶ「テックキャンプイナズマ」のほか、転職・就職することが目標で、全額返金保証付きの「エンジニア転職」と「デザイナー転職」コースも用意されています。
テックキャンプはオンラインはもちろん、教室での学習も可能なので自分の都合に合わせて学習スタイルを決めることができます。
オンラインだけでなく、対面でもサポートしてくれるのはとても心強いはずです。
「エンジニア転職」と「デザイナー転職」コースには万が一転職できなかった場合、受講料を全額返金してもらえる転職保証があるので、未経験からエンジニアへ転職したいという目標がある人にはおすすめ。
さらに転職コースには転職保証以外に14日間の無条件返金保証もあるので、「プログラミングスクール選びに失敗してしまった」ということが少なくなるので安心。
TECHCAMP(テックキャンプ)の強み
次にテックキャンプの特徴や強みについて解説していきます。
オンラインだけでなく、教室での質問や専属キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれるなど充実したサポート体制も魅力です。
質問し放題
テックキャンプはわからないことや解決できないエラーが発生した場合など、講師に質問することができるので、挫折せず最後までやり遂げられやすくなっています。
コースによって質問対応可能な時間帯は異なりますが、講師がしっかりサポートしてくれるので安心してプログラミング学習に集中することができます。
オンラインはチャット・ビデオ通話を利用して質問することができます。
教室があるから対面でもサポートしてくれる
テックキャンプの強みはオンライン+教室でプログラミングの勉強と講師に直接質問できること。
学習形式は自主形式ではありますが、同じ目標を持つ仲間と一緒に学習することもできます。
平日は自宅で、休日や時間があるときは教室で勉強するような使い分けも可能です。
教室は東京、名古屋、大阪にあるので、通える距離にお住まいの方はかなり良いと思います。
教室 | エリア | 住所 | 営業時間 |
---|---|---|---|
渋谷新大宗ビル校 | 関東 | 東京都渋谷区道玄坂2丁目10番12号 新大宗ビル3号館8階 |
平日:16時~22時 土日祝:13時~19時 |
新宿校 | 関東 | 東京都新宿区新宿2-19-12 静銀ビル5F |
平日:16時~22時 土日祝:13時~19時 |
池袋校 | 関東 | 東京都豊島区南池袋3-13-8 ホウエイビル9F |
平日:16時~22時 土日祝:13時~19時 |
東京大手町校 | 関東 | 東京都千代田区大手町一丁目3番2番 大手町カンファレンスセンターB1F |
平日:16時~22時 土日祝:13時~19時 |
名古屋駅前校 | 中部 | 愛知県名古屋市中村区則武1-9-19 協和名駅ビル6F |
平日:16時~22時 土日祝:13時~19時 |
梅田校 | 近畿 | 大阪府大阪市北区中崎西2-4-43 山本ビル梅田5階 |
平日:16時~22時 土日祝:13時~19時 |
教室が近くにない方でもオンラインでの受講は可能。
プログラミング教室が近くになくても、どこでもプログラミングの勉強ができます。
ビデオ通話やチャットで質問することができるので、自宅にいながらでも講師に質問しながらプログラミング学習を進めることができますよ。
専属キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート
テックキャンプのエンジニア転職とデザイナー転職コースの受講者には専属キャリアアドバイザーによるサポートが付いているので、転職にも有利になる可能性が高いです。
キャリアアドバイザーは、面談やセミナーによるキャリア形成の支援やマッチングする企業の紹介や面接対策を行います。
転職が目的でエンジニアやデザイナーを目指す方は、プログラミング学習に集中することができるなどのメリットがあります。
保証制度が充実
エンジニア転職コースとデザイナー転職コースには14日間返金保証と、転職成功保証が付いています。
14日間の無条件返金保証と、万が一転職できなかった場合は受講料を全額返金してもらえる転職成功保証など保証制度が充実しています。
高額な受講料を支払うことになるので、こういった保証制度があるのはとても助かりますよね。
TECHCAMP(テックキャンプ)のコース
テックキャンプで受講できるコースの詳細をご紹介します。
未経験からスキルを身に付ける「プログラミング教養」
このコースは、教養としてプログラミングを学びたい方や技術職でない方がWebサービスの仕組みを理解したい方に向いているコースで、プログラミングの基礎やコードを書きながらWebサービスを開発したりします。
WEB系以外にも、Pythonを使って人工知能をプログラムする技術やAIアプリを開発するような学習コンテンツも用意されています。
受講料金は入会費が198,000円とそれなりの費用が発生しますが、月額19,800円で受講することができます。
また、プログラミング教養は7日間の無条件全額返金保証が付いています。
未経験からプロのエンジニアを目指す「テックキャンプ エンジニア転職」
未経験からのITエンジニアを目指すのが「エンジニア転職」コース。
現場で使えるスキル習得や転職成功するための支援が受けられるサポートが付いているのが特徴です。
転職・就職できるように、専属キャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれるので、プログラミングの勉強に集中することができます。
2019年8月末時点での転職成功率は99.0%と非常に高いのも特徴です。
受講料は短期集中スタイルで648,000円(税抜)。分割払いなら月々35,000円~(税込)ほどで受講することも。
デザイナーとして転職を目指す「テックキャンプ デザイナー転職」
デザイナー転職コースはウェブデザイナーに必要なスキルを身につけて転職・就職を目指すデザイナー養成スクール。
プロのデザイナーに必要な企画、設計、デザイン、コーディングなど全ての工程を学習するので、副業やフリーランスとして活動してい方にも向いているコースです。
平日の夜と休日に学習する「夜間・休日スタイル」と平日は教室、土日はオンラインで学ぶ「短期集中スタイル」が用意されているので、生活スタイルに合わせて学習できるのも嬉しいポイント。
受講料は648,000円(税抜)。支払い方法はクレジットカード、銀行振込、口座分割に対応しています。
デザイナーとして就職・転職が成功しなかった場合は受講料を全額返金してもらえるデザイナー転職保証が付いているので安心。
オンライン完結のCodeCamp(コードキャンプ)
CodeCamp(コードキャンプ)はオンラインのみ受講可能なプログラミングスクールで、未経験からエンジニアとして転職を目指すCodeCampGATE(コードキャンプゲート)コースやITスキルを身につけてカスタマーサクセス職に転職を目指すCustomer Successコースのほか、Webマスターコース、デザインマスターコース、Javaマスターコース、Pythonデータサイエンスコースなど多彩なコースが用意されているのが特徴。
覚えた言語や開発したいサービスに合わせてコースを選ぶことができます。
完全オンライン型のプログラミングスクールですが、現役エンジニア講師陣によるマンツーマン指導や初めてプログラミングを学ぶ人にもやさしいオリジナルカリキュラム、無料の就職転職サポートなどサポート体制も充実。
オンラインに特化しているため、受講料金はかなり安く設定されているのも魅力なので、できるだけ安くプログラミングを勉強したい人にもおすすめのプログラミングスクールです。
CodeCamp(コードキャンプ)の強み
前述のとおり、コードキャンプはオンライン完結型なので受講料が安いので、比較的手軽に受講しやすいのが最大の魅力。
また、選べるコースも豊富なので、キャリアや覚えたい言語に合わせて最適なコースを選びやすいというメリットもあります。
ここではコードキャンプの特徴や強みについてご紹介いたします。
受講料が安い
コードキャンプの魅力の一つは受講料が安めという点です。
入学金は30,000円(税抜)必要ですが、Webマスターコースの2ヶ月プランでも148,000円(税抜)という価格でプログラミング学習ができます。
4ヶ月プランでも248,000円(税抜)という安さですから、他のプログラミングスクールと比べても料金は安めです。
講師のサポートを受けながら、アグレッシブに自らどんどん勉強するタイプの人には良いかもしれません。
また、受講料はクレジット会社を利用した分割支払いにも対応しているので、一括で支払うのが難しい方でも受講しやすくなっています。
安い分、サポート面の不安やオンラインのみでの受講となる点など考慮する部分はありますが、「とにかく安くプログラミングを学びたい」という人には向いているプログラミングスクールだと思います。
様々な言語・技術が学べる
HTML/CSS、JavaScript、PHP、Ruby(Ruby on Rails)、MySQLなどWebサービスを開発するために必要な言語はもちろん、SwiftやJava、Python、Photoshop、Illustrator、WordPressなど他にも様々な言語やスキルを学べるコースが用意されています。
プログラミングを学ぶうえで、ある程度目標がある方がほとんどだと思いますが、目標に合わせて最適なコースが選べるので学びやすいのが魅力です。
そのほか、言語別だけでなく未経験からプロのエンジニアとして転職することが目標のコースも用意されています。
ある意味受講する人を選ぶコースではありますが、「プレミアムプラス」コースなら、コードキャンプの全ての言語・フレームワークが受講可能になるなど、ほかのプログラミングスクールにはないコースも用意されています。
オンラインで自宅にいながら、サポートを受けつつプログラミングを勉強したい人は検討してみるのも良いと思います。
手厚いマンツーマン指導が受けられるコースも
コードキャンプには未経験からプロのエンジニアとして転職を目指すCodeCampGATE(コードキャンプゲート)というコースがあります。
やはり学習スタイルはオンラインのみとなりますが、現役のエンジニアがマンツーマンでサポートしてくるのが大きな特徴です。
また、このコースには専属キャリアアドバイザーによる転職支援もあるため、プログラミングに自信がない人でも受講しやすくなっているので、しっかりプログラミングスキルを身につけたい方はコードキャンプゲートを検討してみるのも一つです。
コードキャンプゲートの学習内容や料金については後ほど詳しくご紹介いたします。
CodeCamp(コードキャンプ)のコース
コードキャンプで受講できるコースの学習内容や料金についてご紹介します。
Webマスターコース
Webサイトの制作に必要なスキルを基礎から学ぶコース。
HTML、CSS、JavaScript、jQuery、PHP、MySQLなど、経験豊富なエンジニア講師にサポートしてもらいながら学習していきます。
Web系エンジニアとして転職を考えている方や自分で一からWebサイトを構築したい人に最適なコース。
受講料金は2ヶ月プランで148,000円。別途30,000円の入学金が必要となります。
デザインマスターコース
Webサイトのデザインや制作など幅広い分野のスキルを身につけるコース。
デザインツールや画面サイズに合わせて表示させるレスポンシブデザイン、Webサイトの構築に必要なスキルを勉強します。
このコースでは、主にHTML、CSS、JavaScript、jQuery、Bootstrap、Illustrator、Photoshopなどを学習します。
未経験の方はもちろん、デザイナーがコーディング技術を身につけて仕事の幅を広げたい方におすすめのコースとなります。
受講料金は2ヶ月プランで148,000円。別途30,000円の入学金が必要となります。
Rubyマスターコース
現役のRubyエンジニアによる個別指導が受けられるコース。
フレームワークを使って効率的にWebサイトを制作したい方におすすめ。
このコースではHTML、CSS、JavaScript、jQuery、Ruby、Ruby on Railsを学習します。
受講料金は2ヶ月プランで148,000円。別途30,000円の入学金が必要となります。
アプリマスターコース
iOSとAndroid両方のアプリ開発が学べるコースで、未経験からスマートフォンアプリを開発していきます。
Androidアプリ開発にはJava、iOSアプリはSwiftを使って学習します。
Android StudioやXcodeを使用して開発を行います。
受講料金は2ヶ月プランで148,000円。別途30,000円の入学金が必要となります。
Javaマスターコース
Javaの基礎やJavaサーブレット、データベースアクセスなどの実践スキルを学習するコース。
Javaを用いたWebアプリケーションの開発を学べます。
オンライン教科書での学習や合格するまで受けられる添削サポートなど、プログラミング未経験者でもしっかり学べるようになっています。
CodeCampGATE(コードキャンプゲート)
CodeCampGATE(コードキャンプゲート)は未経験からエンジニアとして転職することを目的としたコースで、プログラミング学習だけでなく、専属のキャリアアドバイザーが目標に合わせて最適な転職アドバイスを行ってくれます。
受講期間は4ヶ月間で、1~2ヶ月目はプログラミング基礎学習や進捗フォロー、オンラインマンツーマンレッスン(20回)を実施。
後半の3~4ヶ月目は専属エンジニアメンターとの開発やチャットサポートなど、より実践的に学びます。
コードキャンプゲートもオンラインのみですが、オリジナルカリキュラムやポートフォリオ制作支援など、手厚いサポートを受けながらプログラミングが勉強できます。
ただし、対象年齢は20代(大学生、社会人の方)のみとなっています。
受講料は入学金が30,000円(税抜)、料金が448,000円(税抜)。
その他のコース
コードキャンプでは他にも下記のコースが用意されています。
- Pythonデータサイエンスコース
- WordPressコース
- テクノロジーリテラシー速習コース
- プレミアムコース
- プレミアムプラス
オンラインのみですが、マンツーマンでのサポートやコードキャンプゲートでは専属キャリアアドバイザーによるキャリア指導も行っているので、コスパはなかなかのもの。
気になる人は無料レッスンで試してみるのがおすすめ。
目的、言語、タイプ別のおすすめのプログラミングスクール
テックキャンプとコードキャンプについて詳しくご紹介してきましたが、ここからは言語や受講する人のタイプ、目的別でおすすめのプログラミングスクールをご紹介していきます。
教室でも勉強したい人はテックキャンプ一択
「オンラインだけでは心配」「教室で直接講師に質問したい」という方は、教室でも学習可能なテックキャンプがおすすめです。
テックキャンプの魅力はたくさんありますが、やはり教室で学習できるのは大きなメリットになるはずです。
講師に直接質問できる環境も良いですが、何より同じ目標に向かって切磋琢磨している仲間たちと一緒に勉強できるという点も大きいですよね。
プログラミング学習は挫折してしまいやすいのが心配ですが、一緒に勉強できる仲間がいれば刺激になるのでモチベーションが維持しやすくなります。
今は新型コロナウイルスの心配はありますが、教室内でのマスク着用の必須や入室時に検温、入室時のアルコール消毒、定期的な換気・机等の消毒、イートインスペースは一部利用禁止するなどの措置がとられています。
短期間で安く受講するならコードキャンプ
前述のとおり、短期間でプログラミングを勉強するならコードキャンプのほうがかなり安い料金で受講することができます。
コースにもよりますが、コードキャンプは2ヶ月間のプランで148,000円(税抜)、入学金が30,000円(税抜)とかなり手頃な価格なので、講師のサポートを受けながらプログラミングの勉強ができるので、とにかく安く受講したい人はコードキャンプがおすすめ。
ただし、コードキャンプはチャットでの質問は受け付けていません。
質問できるのはビデオ通話でのレッスン中のみなので、重要度の高い内容を優先的に質問していくなどの工夫が必要かもしれません。
コードキャンプは現役エンジニアによるマンツーマンレッスンなので、しっかり理解しながら着実に先へ進めやすいかもしれません。
Rubyを勉強したい人はテックキャンプ
Ruby(Ruby on Rails)を学習したい人はカリキュラムにRuby on Railsの学習が組み込まれているテックキャンプが良いでしょう。
Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)はWebアプリケーションを効率よくスムーズに開発できるように作られたフレームワークの一つで、様々な企業やサービスで導入されている人気の高いフレームワークとなっています。
コードキャンプは主にPHPを学習します。
PHPもよく使用されている言語です。求人数も多いので転職したい人はPHPのほうが有利に働くかもしれません。
PHPを使って開発したい方はコードキャンプを選ぶようにしましょう。
転職が目的ならテックキャンプがおすすめ
転職が目的であれば、個人的にはテックキャンプが良いと思っています。
その理由は2つ。
- 2つの返金制度がある
- 教室での対面サポートを受けられる
やはり教室でのサポートを受けられるのは非常に重要だと思います。
講師の学習サポートだけでなく、専属のキャリアアドバイザーから転職成功するための支援を受けられるのも魅力です。
先程もご紹介しましたが、テックキャンプの転職支援は下記のようなサービスがあります。
- エンジニア就職に関するセミナー
- 履歴書や職務経歴書の作成支援
- ロープレによる面接対策
- 面談でのキャリア相談
また、転職成功率が99.0%(2019年8月末時点)と、かなり高いのも魅力だと思います。
そしてテックキャンプがおすすめの理由として重要なのが、2つの返金制度があることです。
テックキャンプのエンジニア転職・デザイナー転職には、14日間返金保証とエンジニア(デザイナー)転職保証が付いています。
転職保証は返金してもらうためには条件などはもちろんありますが、14日間返金保証は学習開始から14日以内なら、理由を問わず無条件で全額返金してもらえる制度なので安心して申し込むことができます。
長期的にサポートを受けながら学習したい人はテックキャンプのプログラミング教養がおすすめ
短期間で学習するケースが多いオンライン対応のプログラミングスクールですが、中には長期間継続してサポートを受けながら学習したい人もいるはずです。
そういう方はテックキャンプのプログラミング教養が向いています。
短期間であればコードキャンプのほうが受講料は割安になりますが、長期になればテックキャンプのほうが費用を安く抑えやすくなります。
特に6ヶ月から1年くらいのスパンで検討されている方はテックキャンプのほうが良いと思います。
テックキャンプのプログラミング教養コースは、入会費が198,000円と高額ですが、その後は月額19,800円で継続して受講できるので、長期間プログラミングの勉強したい人にはおすすめです。
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