JavaScriptに限らず、プログラミングではもし○○なら、○○するという処理はよく使います。
特定の条件下で処理を切り分けたい時、if文を使用すれば実現できます。
let age = 22;
if ( age >= 20 ){
    console.log("成年です");
}
このような条件分岐でを書くことができるif文のほかに、switch文もありますが、プログラミング初心者の方は使い分けなどわからない部分も多いかと思います。
そこでこの記事ではこのように条件分岐を行うことができるif文、switch文について解説します。
基本の条件分岐処理 if
ifの構文は下記のようになっています。
if ( 条件式 ){
    /* 処理 */
}
条件式に一致した時、{}で囲まれた/* 処理 */が実行されます。では、条件式に一致しなかったときの処理がある場合はどうしましょうか。
let age = 22;
if ( age >= 20 ){
    console.log("成年です");
}
else{
    console.log("未成年です");
}
elseを使用してifで定義した条件式に一致しない場合の処理を行うことができます。上記コードの場合、ageが20以上の場合に成年ですと表示され、そうでない場合には未成年ですと表示されます。
また、ifの後にさらに条件式を設定したい場合は、else if( 条件式 )を使用しましょう。
let age = 22;
if ( age >= 20 ){
    console.log("成年です");
}
else if( age >= 0 && age < 20){
    console.log("未成年です");
}
else{
    console.log("値が不適切です");
}
上記のように、条件式かつ条件式を表現する場合、条件式 && 条件式のように記述します。上記コードの場合、ageが20以上の場合に成年ですと表示され、ageが0以上かつ20未満の場合に未成年ですと表示され、いずれも当てはまらない場合値が不適切ですと表示されます。
完全一致の複数条件分岐ができるswitch文
条件分岐はif文だけでなくswitch文でも表現できます。
switch ( 変数 ){
    case 条件:
        /* 処理 */
        break;
    case 条件:
        /* 処理 */
        break;
    ....
    default:
        /* 処理 */
}
caseで指定した条件に完全一致した場合、case内の処理が実行されます。いずれのcaseにも一致しなかった場合はdefaultが実行されます。
switchはifと違って条件に完全一致しないと処理が実行されない点に注意しましょう。やや自由度が低いswitch文ですが、if文と違って処理速度が高速であるというメリットがあります。
結論
条件分岐を使用すれば、変数の値に応じて様々な処理を切り分けることができます。プログラミングにおける基本なのでしっかり抑えておきましょう。

  
  
  
  




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